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クレーン付き貸し倉庫特集(関東エリア)

クレーン付き貸し倉庫特集(関東エリア)

~関東エリアの「クレーン付き貸し倉庫」をピックアップ~

今回、関東エリアを中心に、クレーン付きの倉庫をピックアップいたしました。
クレーン付きの倉庫は、荷物を効率的に移動させることができるため、重量物や大型の荷物を扱う業種に最適です。
作業効率の向上や作業者の負担軽減といったメリットもあり、安全性の確保、そしてコスト削減に繋がることも期待されます!

貸し倉庫をお探しの方、こちらの特集を参考に、ぜひクレーン付き貸し倉庫もご検討ください!

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1.クレーン付き倉庫とは?

倉庫とクレーンの組み合わせは、重量物を保管・移動する現場では標準的な設備になりつつあります。

一般的には「クレーン付き倉庫」「クレーン倉庫」「天井クレーン付き倉庫」などと呼ばれ、天井付近の走行レール(ランウェイ)上をクレーンガーダーが移動し、倉庫内のどこへでも荷を吊り上げて運べる構造が特徴です。

フォークリフトでは持ち上げられない5t、10tクラスの鋼材・金型・コンテナを扱う製造業や物流倉庫やクレーン現場で特に重宝されます。

2.天井クレーン倉庫のクレーンの種類

倉庫クレーンの種類は多岐にわたりますが、代表的なものを5つご紹介します。

(1) オーバーヘッドクレーン
最も普及しているタイプで、I形鋼ランウェイを両側の壁や柱に載せ、ガーダーがその上を走行します。シングルガーダーは導入コストが低く、ダブルガーダーは吊り上げ可能。質量が大きいのが利点です。

(2) ローヘッド(サスペンション)クレーン
ガーダーを梁下に懸垂させる形式で、天井スペースが限られる6坪倉庫や既存建屋への後付けに向いています。

(3) 橋形クレーン(門形クレーン)
屋外ヤードにレールを敷き、脚部を持ったガーダーが移動する形態。コンテナ、倉庫、バイクの積み下ろしや鋼板ヤードで多用されます。

(4) ジブクレーン
1本柱を中心にアームが旋回するタイプ。倉庫内の特定セルだけを効率化したいときに適します。

(5) テルハ(モノレール)
レールが直線のみの簡易クレーン。搬送ライン上に沿って荷をスライドさせるため、単価 安い設備 投資で導入可。 各種ともクレーン等安全規則で定められた性能・点検基準に準拠し、操作資格保有者を配置する必要があります。導入前には専門業者に相談し、自社荷役の条件や将来拡張の可否を確認すると安心です。

天井クレーン倉庫のクレーンの種類

3.クレーン付き倉庫のメリット

続いて、クレーン付き倉庫のメリットをご紹介します。

① 空間活用効率の向上
天井クレーン倉庫は垂直方向のデッドスペースを活かせるため、同じ敷地面積でも保管量を増やしやすく、結果として倉庫賃料の坪単価を抑えられます。

② 荷役時間と人件費の削減
ワンオペレーションでも重い荷物を安全に移動できます。ライン間搬送や出荷ステーションへの段取り替えの高速化が可能となり生産性向上につながります。

③ 安全性の向上
荷物の上げ下げを機械化することで、接触事故を減少。クレーンには過負荷防止装置や衝突防止センサーが標準で組み込まれているケースが多く、リスク低減に対応。

④ 多様な業種に対応可能
鋳造、機械加工、食品原料、バイク保管用コンテナなど、荷物の形状・温度に合わせてフックやグラブバケットへの治具変更が可能。物流倉庫 クレーンだけでなく建設資材の仮置き場など町工場でも利用が進んでいます。

クレーン付き倉庫のメリット

4.クレーン付き倉庫のデメリット

続いて、クレーン付き倉庫のデメリットも解説します。

① イニシャルコストが高い
ガーダー、走行レール、電源ラインなどの設備投資額はフォークリフト数台分に匹敵します。既存建屋に後付けする場合、天井補強や基礎工事が必要になり、工期も延びがちです。
そのため、後から設置するよりも、事前に設備のある倉庫を選定する事がおすすめです。

② 建物条件の制約
ランウェイを固定する梁強度や建物高さが不足している場合は設置できないのがデメリットです。また、築年数が古い倉庫や簡易倉庫では条件をクリアできず、軽量鉄骨構造では補強が前提となるケースもあります。

③ 運用・点検コスト
法定年次点検、ワイヤーロープ交換、制御盤改修などメンテ費用が継続的に発生します。故障時には倉庫内全体の荷役が停止するリスクもあるため、保守契約や代替策の検討が欠かせません。

④ 資格者の確保
クレーン運転士や床上操作式クレーン技能講習修了者を常時配置する必要があり、人材確保が課題となるケースも少なくありません。派遣社員で対応する場合も教育コストがかさみます。

⑤ 騒音・振動
大型クレーンは走行時の金属音が大きく、近隣住民や併設している事務所への影響が懸念されます。防音シートやゴム緩衝材の設置など対応には十分注意しましょう。

クレーン付き倉庫は、高荷重物の保管・搬送を効率化し、坪単価あたりの生産性を大幅に高める強力な設備です。一方で、導入には建物強度・天井高・法令順守などクリアすべき条件が多く、賃料とのバランスを見極める必要があります。倉庫クレーン導入を検討する際は、物件スペックや運用フローを細部まで詰めることが重要になります。

クレーン付き倉庫のデメリット

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